“バンドを組んで音楽をやろう”というのが主流になってきていた頃に、長渕さんがたったひとりで、しかもアコギ1本で演奏したライブアルバムを聴いて“こんなことが出来る人がいるんだ!”と衝撃を受けたんです。ぼくはそこから長渕剛さんにどっぷりとはまっていきました。ギターを始めたきっかけも長渕さん。だから、長渕さんの全てが僕の音楽に影響してると思います。
僕は今回、全員で歌った「しあわせになろうよ '04」に参加させていただいてるんですが、緊張しましたね。ほんとちょこっとしたパートをやらせてもらっただけなんですけど、すごく緊張しました(笑)。この曲を聴いた時の印象ですか? “グッ”ときましたね。僕は長渕さんのバラードに、いちばん“グッ”とくるんですけど、「しあわせになろうよ」を聴いたときも、ラブ・ソングのバラードで、“あ、きたな!”という感じでした。
だけど、実際に歌わせてもらったら、思った以上に――いや、それ以上に難しかったですね。レコーディングに入るまでは“意外と簡単に出来ちゃうかな”なんて思ってたんですけど、もう滅相もなくて(笑)。だいたい、長渕さんの歌は“長渕さんが歌うのがいちばん素晴らしい”と僕は思っているんですよね。他の人が歌っても長渕さんの域に達することは絶対にないわけですから、だから“自分なりに歌おう”という気持ちになるんですけど、そう思えば思うほど空回りする……いやあ、難しい! でも、新鮮で楽しかったですよ。今もまだ現役バリバリで活躍されてる長渕剛さんという、ひとりのアーティストのもとに、これだけの人間が引き寄せられて集まって、こういうアルバムが出来てしまうのがすごいですよね。こんなこと、やろうと思ってもそうそう出来ることじゃない。そのすごさを踏まえつつ、みなさんに聴いてもらえたらと思います。
長渕剛をひとことで表すと
「先生」
岩沢厚治(ゆず)オフィシャルサイト
2004.04.28 Release「長渕 剛トリビュート Hey ANIKI!」\3,059(TAX INCL.)
FLCF-4004 CCCD ※初回生産限定盤のみスペシャルDVD付